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基地で働く 軍作業員の戦後
2,096円(本体1,905円、税191円)
お取り寄せ書籍(品切れの場合もございます) 普段着にエプロンを着けた女性の写真。まるで、食堂で働いているかのような格好だが、手にしているのはゴーヤーチャンプルーではなく、砲弾だ。 写真の主は栄野比ノブさん(85)。ベトナム戦争中の1970年、知花弾薬庫で火薬を装てんしているところを、職場の米兵に撮ってもらったものだ。弾薬庫の事務所に飾られていたが陸軍から空軍に移管される際、ごみ箱に捨てられていた。偶然見つけ、自宅で大切に保管してきたという。 私が以前見た映画で米軍占領下の基地従業員が弾薬を扱うシーンは、生死の境の緊張感にあふれていた。ところが、写真に写った実際の現場は「危険」「特殊」というイメージとはかけ離れたエプロン姿で、砲弾は素手で扱われていた。 (「はじめに」より) 発行 沖縄タイムス社 著者 沖縄タイムス中部支社 編集部 A5判 368ページ 定価 1905円+税 お取り寄せ書籍(品切れの場合もございます)
2月13日 続きはブログで 店長日記はこちら